アンディーさんの旅日記「休日の過ごし方」





“休日の過ごし方”

  6月16日(金) 晴れ 銀川にて

  今日は、平日であるにもかかわらず、会社は休みである。
昨日の、夕方に突然、全面停電の連絡が電力会社からあり、急きょ、会社を休みにした。
中国では、そんなに珍しい事ではない。

今年の5月なんかは、1週間前より、政府通達の祝日決定の連絡があり、
5連休と突然ゴールデンウィークがしたほどである。
やはり、共産主義なのかな!?

  突然の休日で、仲間たちは予定も無く、ぶらぶらしている。
この、新しいゲストハウスと環境にもようやく慣れてきた。
何しろ、会社からは近くなったが、街の中心地からは遠く離れており、何をするにも、
タクシーが必要だ!
おまけに、周りは、真っ暗でコンビニ一つ無いところである。

唯一の楽しみは、ホテルの従業員、ハウスキーパ、レストランのウェイトレス、
ホテルフロント全員が、19−21才のピチピチギャルで、
今回新築した、このホテルのために採用した選り抜きの美人ぞろいだ。ナハ!
この美人たちは、ぶあつい日本語のテキストを片手に、毎日勉強している熱心さだ。
我々には、最初は、日本語を笑顔であいさつしてくれる。デレー!
日本人が、中国語を勉強しないといけないはずなのに・・・!

  このホテルは、私の会社の関連企業で経営しており、日本人の宿泊客は
仲間たちも含めて結構利用している。
部屋は20室程度のペンション風のホテルだ!
設備も、カラオケ、サウナ、マッサージ、レストラン、バー、NHKの衛星放送、
ジェットバス等まであり、申し分ない。洗濯機が無いのが、少し不便である。

  えっ?下着類の洗濯どうしてたかって?
もちろん、3日着て、裏返して、また3日着て、さらに裏返して・・・。
ゲーーー! ・・・んなわけないか!
風呂場で、手と足で洗濯! でも、水が透明ではないため、一回洗うだけで、
カッターシャツが薄い茶色に染まります。
お湯をオケにためると、コーヒ色になり、我々は、コーヒ温泉と呼んでいました。
疲れがとれる!とれる!

  ところで、中国にも日本で言う、健康ランドとかスーパ銭湯のたぐいのものが
いっぱいあって、安くて、きれいで大変はやっている。脱衣所には、従業員が数人必ずいて、
本人が持っているキーと、その従業員の持っているキーの、2重ロックになる気のくばりかただ。

  話をもどして、ゲストハウスのすぐ裏には、西湖というちいさな湖があり、
その湖の周りには、高級別荘地がたくさん立ち並ぶ、このあたりでは高級住宅街と、
呼ばれているところである。
ちょっとしたボート遊びや、バーベキュー、魚釣りやモンゴルテントのレストランもあり、
休日にはアベックのスポットにもなっている。

  赴任者のU氏の家は、このホテルの敷地内にある、新築の一戸建てである。
家の中は、すばらしい!1階は、30畳はあるかと思われるリビングに、
それとは別にキッチンとバス、トイレとベッドルームが1部屋ある。
2階には、3つのバス、トイレ付きのベットルームが3つあり、大きなテラスまである。
家族6人ぐらいは、十分暮らせるレベルではあるが、単身赴任のU氏に何のメリットがあるのか、
はなはだ不思議である。

  最年長のF氏が、D氏といっしょに“湖の周りでも散歩せいへんか?”と私を誘ってくれた。

F氏は、年の割には大変マメな人です。
レストランに食事に行く度に、注文したメニューの漢字と読み方を自分のノートに、
店の人に書いてもらい、料理が来る度に“これは、どの料理名?”と、
先ほどのノートを指さして、確認している。
そして、その料理の味、外観、料理の仕方、入っている物等を細かくメモ書きしている。
だから、F氏といっしょに食事に行くと、おいしい物に必ず必ずありつけるという事だ。

  ホテルを出て、湖の周りの道を歩きはじめた。
ところどころで、魚釣りをしている中国人を見かける。
どの人も、リール付きの竿を4、5本使っている。
“釣れますか?”とF氏がジェスチャーで、しゃべりかけている。
中国人は、キョトンとしながら、首を横に振った。
ビクの中を見せてもらったら、“ふな”もどきの15センチぐらいの魚が2-3匹いた。
はー!釣れるんだな!
やはり、食べてしまうんだろうな!

この湖は、そんなに大きくないので、1.5時間もあれば歩いて1周できそうだ。

  ちょうど、ホテルの向かい側にあたるところに、たくさんの別荘地が立ち並んでいる。
入口の門の上に“花園”と書いてある、大きな看板が見える。
中には、一戸建ての大きな別荘が、50くらいはあるだろう。
中央には、大きなプールがあり、レストランも2-3件、敷地内に営業している。

“ここで、昼飯でも食べようか!”F氏が提案。
賛成!賛成!
レストランの入口に入ると、やはりチャイナドレスの中国美人がいて、奥に案内してくれる。
何と、このレストランは全て個室で食べるとこみたいだ。
F氏がいると、食事は安心だ。
“あっ!例のノートホテルに置いてきてしまった。”

それからが、大変と思いきや、英語が通じる人がいて安心!
中国人が行く普通のレストランで、英語の通じるところは銀川では、
ほとんど見かけた事はありません。
それだけ、この別荘地では、外国人の訪れる機会が多いという事かもしれない。
従業員の話によると、日本人の所有している別荘も、2-3戸有ると言っていた。

  そこそこの、昼食に満足して、ゲストハウスに戻りました。
さーあ、暇だから、ホテルの部屋で大マージャン(日本のより2まわりぐらい、
大きい中国マージャン牌)でもやろーか!
部屋には、大マージャンと台が付属しているのだ!

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